熊本の「ちくワン」日本一 七尾でゆるキャラ人気投票
自治体や企業のキャラクター日本一を決める「ゆるバース2024in能登」(北國新聞社後援)は最終日の3日、七尾市の能登歴史公園で行われ、人気投票の結果、熊本県八代市日奈久の公認キャラ「ちくワン」が優勝した。和倉温泉の「わくたまくん」もゲスト参加し、能登復興の応援に駆け付けた「仲間」との絆を確認した。 イベントは昨年、「ゆるキャラグランプリ」から名称を改め、石川県内で初開催された。約150のキャラがエントリーし、現地とネット上の仮想空間「メタバース」での投票数を競った。 ちくワンは八代市日奈久の特産品であるちくわをイメージしたキャラで、総投票数37万3032票のうち4万6570票を獲得。2位は浜松市のサツマイモ「うなぎいも」をPRする「うなも」、3位は坂井市の「坂井ほや丸」だった。 会場には自治体などがブースを設置。ゆるキャラが踊ったり、歌ったりして「清き一票」を呼び掛け、多くの家族連れがシャッターを切った。表彰式では、ゆるキャラたちが抱き合うなどして互いの健闘をたたえ、能登の早期復興を願った。