「瞬きをしない」でもOK!? 思いっきり泣いて感情をスッキリ解放する5の方法
泣くことは人生で重要なことなのに、泣きたいときにいつも泣けるわけじゃない。それどころか、泣きたくない場面で勝手に涙が止まらなくなったり、一滴も出ずに感情の解放が難しくなることだってある。まるで涙管が詰まってしまったかのように感じている人は、きっと涙を流すための方法を探しているはず。専門家によると、幸いにも泣くための方法はたくさんあるみたい。 【写真】泣くことが成功へのカギ!? 成功を引き寄せるための4つの簡単な方法 泣くことのメリットは多い。ミッドウエストカウンセリングのセラピスト、オルガ・カラシナ博士は、泣くことは不安、イライラ、ストレスなどの感情を解放するための最適な手段のひとつであり、私たちの健康と精神的幸福において欠くことのできないものだと話している。「自分の中にある強い感情を解放しないでいるのは、無理矢理浮き輪を水中に沈めようとしているようなものです。最終的にはそれらの感情が、予期せぬときに、あなたの望まない形で涙を通して溢れ出てくることになるでしょう」 泣くことは人間としての自然な体験であるにもかかわらず、泣くことに苦労する理由はたくさんある。例えば、ドライアイ(乾性眼)症候群の場合は、適量の涙が生成されないため、涙を流すのが難しくなる。ドライマウス(口の渇き)とドライアイ(目の乾き)を代表的な特徴とする自己免疫疾患のシェーグレン症候群もそう。抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、避妊薬、高血圧薬の服用も涙に影響を与えていることがあるし、泣くことを避けているために泣けないでいる人もいる(この場合は、のちに不快な感情や思考を対処するのが余計に難しくなってしまうよう) そこで今回は、泣いてスッキリしたいのに泣けないという人のために、専門家がアドバイスをくれた。アメリカ版ウィメンズへルスからみていこう。
瞬きをしない
一番簡単な方法は、瞬きをしないこと。「ゴミや埃が目の中に溜まって感染症になるのを防ぐために、体は自然と目の潤いを保つために瞬きをするようにできています」と説明するのは、認定カウンセラーのレナ・スアレス・アンジェリーノ。「この体の自然な働きにあなたが逆おうとすると、体は目を潤すために全力を尽くし始めます」。20~30秒間、もしくはあなたが耐えられるまで、壁をジッと見つめてみよう。目が熱くなり、涙が1、2滴こぼれてくるはずだから。これと並行して、あなたの心が傷ついた出来事や悲しかったことを考えるようにすると、きっとそのまま、涙が流れ始める。