センバツ2024 近江、大垣日大に惜敗 昨夏甲子園で対戦 練習試合 /滋賀
センバツに出場する近江が3日、大津市内で昨夏の甲子園で対戦した大垣日大(岐阜)との練習試合に臨んだ。甲子園経験のある西山恒誠(2年)、河越大輝(同)、北川凌佑(同)ら投手陣が好投したが、0対1で敗れた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 西山は初回に連打と失策で得点を許し3回1失点。「慎重になりすぎた」と反省。2番手の河越はスローカーブを駆使し、3回を無失点に抑え「コースにしっかり投げられた」と満足げな表情。3番手の北川は中軸を3者凡退に仕留め1回無失点。「甲子園で打たれたが、今日はうまく打ち取れた」と喜んだ。継投の中谷元祇(同)、大平貴一朗(1年)も好投した。 一方、打線は3安打無得点。多賀章仁監督は試合後、ベンチ前で身ぶり手ぶりで指導した。センバツから採用の低反発バットにふれ「打球が飛ばず、1点の重みや立ち上がりの重要性が増すので、気迫を込めて初回に臨むように」と注文した。【礒野健一】