サクランボ、旬到来 色づき鮮やか「佐藤錦」甘みもたっぷり 福島市の果樹園
初夏の福島を代表する果物、サクランボが出荷のシーズンを迎えた。福島市飯坂町東湯野の「果樹園きつない」では、主力品種「佐藤錦」の収穫が本格化している。 果樹園は広さ約26アールの畑でサクランボを栽培している。6日は代表の橘内義知さん(46)、父の豊明さん(75)が真っ赤に色づいた佐藤錦を丁寧に収穫した。 橘内さんによると、今年は色づき、粒の大きさとも上々。今後は好天に恵まれる予報で、しっかりと甘みを蓄えたサクランボができそうだという。生育は例年より10日ほど早い。佐藤錦が20日頃まで、「紅秀峰」などが今月下旬まで収穫が続く。