「高級車乗りたかった」レンタカー乗り逃げ男 県外でも同様の犯行か 長野から1000㎞離れた大分で事故 東京都内でもで酒気帯び運転による事故 容疑者(20)「返すつもりだった」一部否認
高級レンタカーを乗り逃げし、横領の疑いで逮捕された男の身柄が検察に送られました。長野県外の店でも同様の犯行を繰り返していたとみられ、「高級車に乗りたかった」などと話しているということです。
検察に身柄を送られたのは、住居不定・自称飲食店従業員の苗村泰樹容疑者20歳です。 2023年9月、諏訪市のレンタカー店で時価300万円相当の高級外車を借り、期限を3日延長したまま返却しなかった疑いです。
苗村容疑者は、諏訪市から1000キロ離れた大分県で事故を起こしていました。そのまま、車を返却せず、福岡、大阪に移動していました。 容疑については「返すつもりだった」と一部否認しているということです。
横転した白い乗用車。車内から顔を出しているのは苗村容疑者です。 2023年10月、都内で酒気帯び運転による単独事故を起こし、現在、裁判が開かれています。これもレンタカーでした。
苗村容疑者は、県外でもレンタカーの乗り逃げを繰り返していたとみられ、警察の調べに「高級車に乗りたかった」などと話しているということです。
一方、諏訪市の店によりますと、レンタル代は、苗村容疑者が1日分だけ支払っていて、残りは後日、両親が容疑者の口座から引き落として支払ったということです。 ただ、壊れた車の修理費などは賠償されていません。