ソウル大同窓生の顔写真、性的な偽画像に加工 韓国、被告に懲役刑
韓国の名門大として知られるソウル大の同窓生の女性らの顔写真を用いて作成した性的な偽画像を拡散したとして、ソウル中央地裁は30日、主犯の男(40)に求刑通り懲役10年、共犯の男(31)に懲役4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。 韓国ではこの事件をきっかけに、知人女性や少女らの顔写真を生成AI(人工知能)を使って合成した「ディープフェイク」と呼ばれる偽画像が拡散される被害が相次ぎ確認され、社会問題となっている。 判決によると、主犯の男は2020年7月から今年2月までに、2034個の性的に加工した偽画像や偽動画を拡散した。拡散には匿名性の高い通信アプリ「テレグラム」が使われた。
朝日新聞社