一部改良で新しくなったトヨタ「シエンタ」の変更点とグレード選びのポイントを解説
■最上級グレードのZハイブリッドが魅力的 ハイブリッドモデルを選ぶのであれば、非常時給電システムの付いたアクセサリーコンセント(4万5100円)も選んでおきたいところ。これがあれば有事の際に5.5日ぶん(ガソリン満タン時)の電力を車両から供給することができるし、もちろんレジャーのときに1500Wまでの電化製品を使えるのも魅力的だ。 それ以外では車内の空気を効果的に循環させることができる「天井サーキュレーター」(2万7500円)や、2万900円と比較的低価格でありながら、リアヒーターダクトやPTCヒーター、ウインドシールドデアイサー、ヒーター付ドアミラー&ミリ波レーダー、強化ワイパーモーターなどが備わる「寒冷地仕様」も冬場に氷点下近くまで冷え込む地域のユーザーにはオススメしたいメーカーオプションとなっている。
ということで、もし新型シエンタを購入するのであれば、最上級グレードの「Z」のハイブリッドモデルが最終的なリセールバリューも含め、一番コストパフォーマンスの優れたグレードと言えそうだ。
小鮒 康一 :フリー(ライ)ター