中国ステルス戦闘機「新型エンジン搭載機」の存在が明らかに! 各段に性能は向上している?
スーパークルーズ機能を有す新エンジン
中国人民解放空軍で運用されているステルス能力を有する第5世代戦闘機であるJ-20が国産エンジンであるWS-15ターボファンエンジンを搭載した鮮明な映像が、2024年9月8日に公開されました。 【新型を搭載】エンジンノズルまでハッキリ映るWS-15エンジンを搭載したJ-20 公開したのは、中国軍用航空研究者のアンドレアス・ルプレヒト氏で、公式Xで「改良型 J-20A試作1号の最初の鮮明な画像 2基のWS-15エンジンを搭載しています」というコメントと共に画像を投稿しています。 現状のJ-20はロシアのサターンAL-31ターボファンエンジンを搭載して飛行していましたが、2019年に国産開発のWS-10Cに置き換えられました。WS-15はそのWS-10Cよりもさらに推力向上が図られており、アフターバーナーなしで、超音速で飛行が可能なスーパークルーズ機能を有しています。 同エンジンに関しては、2022年3月に一連のテストが終わったとう報道があり、J-20の新生産タイプに順次搭載されていく予定とみられていますが、今後、既存機体に搭載されていくかについては、今のところ明らかになっていません。
乗りものニュース編集部