冬の始まり「立冬」 縮景園でソテツのこも巻き 広島
広島ニュースTSS
冬の始まりとされる「立冬」の7日は県内各地で今シーズン一番の寒い朝となり、広島市の縮景園ではソテツの冬支度が行われました。 底冷えする朝を迎えた縮景園では園内に植えられたソテツを寒さから守るこも巻きが行われました。 庭師たちは大きく開いたソテツの葉を手際よく束ねてわらでできたふかふかのこもを巻いていました。 7日朝は、広島市中区で最低気温が10.7℃と県内ほとんどの地点でこの秋一番の冷え込みとなりました。 園内のソテツは植樹から50年以上たったものもあり、毎年、こうして大切にこもに巻かれて厳しい冬を乗り越えます。 【来園者は】 「きょうは本当に寒いのでこもを巻くソテツも良かった。やっぱりこれを巻かないと南の植物なので、冬が越せないんだと感じながら見てました」 ソテツは来年の春、桜の咲くころにこもが外され、再び、青々とした姿を見ることができます。
広島ニュースTSS