10歳女の子等8人を熱中症疑いで搬送…富山市37.1度など県内は今年一番の暑さ 6日にかけ激しい雨も
富山テレビ放送
5日の富山県内は晴れて夏空が広がり、強い日差しで気温が上がりました。 富山市で37.1度など県内の10観測地点のうち8カ所で猛暑日となり、すべての観測地点で今年一番の暑さを記録しました。 県内は太平洋高気圧に覆われ、暖かな空気が入り込むフェーン現象と強い日差しで気温が上がりました。 *リポート 「午後1時30分の富山市内です。じりじりと日差しが照り付ける中、手元の温度計は36度を指しています」 最高気温は富山市で37.1度、南砺市高宮で36.7度など県内の10観測地点のうち8カ所で猛暑日となり、すべての観測地点で今年一番の暑さを記録しました。 この天気の中、富山市や射水市、滑川市などでは熱中症の疑いで10代から90代の男女8人が救急搬送され、全員軽症と見られています。 このうち滑川市では、屋外での体育の授業の後に10歳の女子児童が体調不良を訴え救急搬送されということです。 この後の県内は、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、6日にかけて雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨の降るところがある見込みです。 6日午後6時までの24時間に降る雨の量は、多いところで60ミリと予想されています。 これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、予想よりも雨雲が発達した場合は警報級の大雨となる可能性があるとして、気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに注意、警戒を呼び掛けています。
富山テレビ放送