金正恩総書記が立ち会い…新型ICBM「火星19」を試験発射 米大統領選の直前に
日テレNEWS NNN
北朝鮮は、新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)の試験発射を行ったと明らかにしました。 ◇ 11月1日に放送された北朝鮮の国営テレビの映像には、まだ辺りが暗い中、ミサイルを搭載した移動式発射台が現れ、発射台の近くには金正恩総書記の姿がありました。軍幹部らと話をする様子もみられました。 北朝鮮は、金総書記立ち会いのもと、10月31日に最新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)「火星19」の試験発射を行ったと明らかにしました。
映像は編集されていてカウントダウンのあと、発射。発射のシーンは、複数のカメラで撮影されていました。 試射では高度7687キロまで上昇し、85分ほどかけて1001キロ離れた日本海上の目標水域に正確に着弾したと主張しています。
発射にはジュエ氏とみられる娘も立ち会っていました。 満足したような笑みを見せる金総書記。発射を受けて、「核の発射手段の開発で、我々の覇権的な地位が不可逆的だと世界に示した」と強調しました。 北朝鮮は、「火星19」を「最終完結版のICBM」としていて、発射されるのは31日が初めてでした。 今回の発射はアメリカ大統領選挙の5日前に強行されていて、北朝鮮としては核ミサイル開発を継続する姿勢を強調した形です。