日本維新の会・鈴木宗男参議院議員の訪露問題 馬場代表が面会、除名処分を本人に伝えたとみられる
日テレNEWS NNN
鈴木宗男参議院議員が除名処分になるとみられます。日本維新の会は鈴木議員が党への届け出なしにロシアを訪問した問題で馬場代表が本人と面会し、除名にすると伝えたものとみられます。国会記者会館から中継です。 鈴木議員が党の正式な処分を伝える場に、弁護士を連れてきたことに馬場代表が強い不快感を示し、面会前から現場は騒然となりました。 鈴木宗男議員 「ちょっとあの、通告を受けたら私、維新じゃなくなりますから。維新の議員で…ある時にちょっと言っておきたい」 馬場代表 「どちら様?」 鈴木議員 「私の弁護士です。私の顧問弁護士です」 馬場代表 「弁護士が同席されるというのは…」 鈴木議員 「今通告を受ける前に、弁護士さんを立ち会いで私の話を聞いて貰いたい」 馬場代表 「いやいや第三者の方が入るのはおかしいんじゃないですか。党所属の議員同士のお話なんで」 鈴木議員 「私がいったあとはみんな出ますから」 馬場代表 「それはちょっとちがうでしょ」 日本維新の会の馬場代表は午後4時過ぎから鈴木議員と面会し、「除名処分」とすることを伝えているとみられます。 日本維新の会は、除名処分にする理由について、鈴木議員が今月、党への届け出をせずにモスクワを訪問したことを問題視しています。 鈴木議員はまたロシアメディアの取材に対し、「ロシアの勝利を100パーセント信じている」などと発言していました。 一方、鈴木議員は、「言葉尻で政治家にとやかく言い始めたら、民主主義でなくなる」として、裁判で争う構えも見せていて、10日の面会の場に弁護士を同席させたものとみられます。