絵本作家のとよたかずひこさん迎え10月27日にセミナー 安房この本だいすきの会 鴨川(千葉県)
安房この本だいすきの会(原政子代表)は、10月27日午後1時~3時に鴨川市の県立鴨川青少年自然の家で、「第27回この本だいすき房州鴨川セミナー」を開催する。絵本作家のとよたかずひこさんを招き、絵本の読み語りや紙芝居を上演しながらの講演が予定されている。 「心と言葉を育むたくさんの絵本や物語に、子どもたちを出合わせたい」と、読み聞かせを中心に活動する同会。セミナーは、1993年の第1回からコロナ禍を除き毎年、著名な作家や研究者を講師に招き、開催している。 とよたさんは、26作を重ねた「あそぼうももんちゃんシリーズ」をはじめ、「バルボンさんシリーズ」「ぽかぽかおふろシリーズ」などを中心に、200作品を超える絵本や紙芝居を出版し、昨年、絵本づくり40年を迎えている。 全国各地に招かれ講演しており、シンプルな絵が特長の“とよた絵本”の読み聞かせと紙芝居の上演は、とよたさんのリズミカルな言葉と相まって、子どもから大人までを魅了しているという。 セミナーでは、「絵を書く 言葉を描く」と題して講演。とよたさんの絵本も販売される。 同会では「この機会に地域の親子らに、とよたさんによる生の絵本の読み語り、紙芝居の上演を楽しんでもらいたい」と、会場の前方に子どもと付き添い者用の席を用意する。「子どもと家族、読書ボランティア、子どもの本に関心がある人ら、たくさんの参加を待っています」と話している。 参加費は、1人1000円(高校生以下は無料)。申し込み締め切りは、10月22日。申し込みや問い合わせは、安房この本だいすきの会事務局(090・2636・0524)に電話かショートメールで。