J1アビスパ福岡、公式戦3連敗 広島・大橋祐紀の決定力に屈す
◆明治安田J1第23節・広島1－0福岡（14日、エディオンピースウイング広島） 公式戦2連敗中の福岡はここまでリーグ戦全試合に出場していた田代雅也が警告累積、井上聖也が天皇杯3回戦・愛媛戦（10日）のレッドカードで出場停止し、ドウグラスグローリも欠場するなどセンターバック（CB）が手薄な状態で過去2年、リーグ戦で白星のない広島に挑んだ。 ■ユニホームの裾部分に新スポンサー【写真】 ボランチを兼ねる22歳の森山公弥、本職はサイドプレーヤーの亀川諒史がCBで先発。前節の京都戦の前半に交代したウェリントンも欠場し、前線の中央は今季初めて佐藤凌我が務めた。 福岡はその佐藤が運動量豊富にピッチを走り回ってボールを受け、ロングボールを収めてチャンスをつくる。前半、紺野和也がドリブルで相手ペナルティーエリア内に入ってパスを送り、佐藤がシュート。決定的な場面だったが、相手GKに阻まれた。 後半にも紺野のクロスから佐藤が頭で狙ったが、ネットを揺らすことはできない。すると後半15分、クロスにうまく対応した大橋に頭で決められて先制を許した。 苦しい台所事情の中で守備陣も奮闘していただけに痛い失点となり、その後も追いつくことができず公式戦は3連敗となった。
西日本新聞社
