【巨人】 元木大介氏がレジェンズデーで始球式「ボールも隠したんやけど、全然ウケへんかった」
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人―ロッテ(6日・東京ドーム) 巨人OBの元木大介氏が始球式を行った。 G党の歓声を浴びながら、背番号2のユニホームをまとってマウンドへ。捕手を務めた小林に向かって、力強い球を投げ込んだ。「久しぶりにファンの皆さんの前でグラウンドに立てて、すごく嬉しかったです」と声を弾ませた。 ロッテとの3連戦は「レジェンズデー」と題し、90年の球団史を彩ったOBにちなんだイベントを実施6日のテーマ「仕事人」で、チャンスやピンチなど究極の場面でチームやファンの期待に応えてきたOB達にスポットを当てており、現役時、隠し球などのセンスと状況に応じた打撃でチームに貢献した元木氏が始球式を務めた。登板前は”曲者”らしく、ボールを左脇に挟むなどして隠した。「ボールもちょっと隠したんやけど、全然ウケへんかった。笑いがおきひんと思ってすぐボールを取った」と悔しそうに明かした。 昨年まで作戦兼内野守備コーチなどで指導。「いい波に乗っているので、ヘルナンデスが入ってきてすごく打線にも厚みができた。すごくいいかたちになっているので、交流戦で抜けて欲しい」と、現在セ・リーグ首位のチームへエールを送った。
報知新聞社