幕を明けた2025年「今年の抱負は?」県内各地の正月三が日の様子を振り返る《長崎》
去年は、日本被団協が悲願のノーベル平和賞を受賞。 世界の注目が集まる中、今年は被爆から80年、節目の年を迎えます。 (被爆者 横山照子さん) 「この80年はたくさんの人に被爆者側も語ってほしいと思うし、被爆者からの遺言だと受け取ってほしい」
8月9日までに『被爆者80人の声をYouTubeで伝えるプロジェクト』を進めている長崎原爆被災者協議会。 横山照子副会長が「一人ひとりの証言から、核兵器の怖さを改めて知るきっかけになれば」と改めて決意を発信しました。
平和公園では、元日から平和を求める座り込み。 被爆者に、若い世代も。 同じ思いを共有するすべての人たちが手を取り合い、核兵器廃絶に向かって前進する1年でありますようにと、それぞれが改めて心に…。
(被爆者 田中 重光さん) 「今年はそういう波を起こすための行動をしていきたい。一人ひとりが平和について、核兵器の被害について考えてもらいたい。行動に参加したい」
(高校生平和大使 津田 凜さん) 「これから90年100年となった時に、被爆者が残りどうなっているのか不安に思うが、不安を取り消して私たちがつなげでいく若い世代にも伝えられるようにしないといけない」
諫早市の白木峰高原で、初日の出を拝みに来た人に尋ねました。 2025年、あなたはどんな一年にしたいですか。 「後輩が入ってくるので、いい先輩になれるように頑張る」 「柔道に通っているので、柔道の大会で優勝したい」 「子どもが元気いっぱい健康で過ごせれば」 「社会人2年目なので、一歩一歩前に進んでいきたい」 「春から大学生になるので、新しい環境でいろんなことに挑戦したい」