FWアーリング・ハーランドが驚きのゴール(Getty Images)

　マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がFWアーリング・ハーランドのゴールを絶賛した。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。 【動画】ハーランドの驚愕ゴールを含む試合ハイライト 　ハーランドは23日にホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第3節スパルタ・プラハ戦(○5-0)でスタメン出場。1-0の後半13分、MFサビーニョがペナルティエリア右から送ったクロスに後ろ向きで反応し、元スウェーデン代表FWのズラタン・イブラヒモビッチ氏を彷彿とさせるアクロバティックなジャンピングボレーを決めた。 　3点リードの後半23分には速い攻撃からMFマテウス・ヌネスのラストパスを受け、右足で冷静に追加点をゲット。24歳ながら大会通算42試合44ゴールとし、歴代得点ランキングで16位に順位を上げた。 　グアルディオラ監督は「彼がどうやってゴールを決めたのか分からなかった。人間なら、『普通じゃない』と言うだろう。彼は素晴らしいゴールを決めた」と称賛。「彼は15回か20回しかボールに触れていないのに、チャンスは7、8回。信じられない。数年前のドルトムントの時と同じような、信じられないようなゴールを決めた。どっちが難しいか分からないけど、両方だと思う」と続けた。 　チームメイトのヌネスも「なんて素晴らしいゴールなんだ。言葉を失ったよ」と驚きを示し、「ドルトムント戦で彼が同じようなゴールを決めた時、僕はテレビで見ていた。とにかくすごい」と称えている。 　さらにスパルタ・プラハのラース・フリース監督も「彼はおそらく世界最高のストライカーだろう。ワールドクラスだ。うまく抑えられていると感じていたが、そこからああいう風なゴールを決められてしまった。彼らは世界最高の選手を擁する世界最高のチームだ」と脱帽した。 　シティは2連勝を飾り、首位アストン・ビラ、2位リバプールと2ポイント差の3位に浮上。また、欧州CL新記録となる26試合連続無敗(PK戦を除く)を達成した。 　グアルディオラ監督は「今回も本当にいいプレーができた。最近のプレーをとても楽しんでいる。相手にチャンスをほとんど許していない。我々は多くのチャンスを作り出し、忍耐強くなければならない」と言及。「(欧州CLは)残り5試合、目標は(決勝Tストレートインの)8位以内に入ることだ。(決勝Tプレーオフを回避して)2月に試合がないのはいいアドバンテージだよ」と今後を見据えた。