菊池雄星6回途中9安打6失点で2試合連続KOの5敗目 オール右打者のパイレーツ打線につかまる
◆米大リーグ ブルージェイズ1―8パイレーツ(1日・カナダ・トロント=ロジャースセンター) ブルージェイズの菊池雄星投手が1日(日本時間2日)、本拠のパイレーツ戦に先発し、全員右打ちの相手打線に5回1/3を投げ、9安打され今季最多の6失点(自責点5)で降板、4連敗で5敗目を喫した。防御率は3・66となった。 初回先頭のマカチェンをストレートの四球で歩かせると1死後、ジョーにカーブを左翼線二塁打された。続くオリバレスに簡単に右翼に犠飛で1点を先取されると、5番ヘイズにはスライダーを軽々と左翼席に叩き込まれた。 5回には4安打に犠打がからみ2失点。6回は2者連続安打、送りバントで1死二、三塁となったところで降板し、遊撃手の悪送球で6失点目となった。全員右打者を並べたパイレーツは送りバントも2度成功させるなど、左腕・菊池攻略への戦略を実らせた感がある。 4月22日ロイヤルズ戦での2勝目を最後に白星のない菊池。これで2試合で合計11失点。5月21日までは2・64と2点台をキープしていた防御率は一気に3・66まで落ち込んだ。
報知新聞社