「カラフルな味わい」大学生と地ビールメーカーコラボ 野菜やフルーツでクラフトビール新商品開発(島根)
山陰中央テレビ
島根県の大学生と地元のビール会社がタッグを組み、原料の一部に野菜を使ったクラフトビールを開発し、販売をはじめました。 そのクラフトビールが「クルベジビール」です。さっぱりとした味わいのトマトとバジル、そしてフルーティーなピーチとローズマリーです。18日は島根県浜田市で、開発に取り組んだ島根県立大学の学生と江津市のビールメーカー「石見麦酒」の担当者が、新商品をお披露目しました。 原料の一部として使われたバジルやローズマリーは、もみ殻などを炭にして地中に埋め、大気中の二酸化炭素を削減する「クールベジタブル」として、学生たちが大学構内で栽培しています。これに浜田産のトマトや桃を加え、石見麦酒の醸造場で2種類のクラフトビールに仕上げました。 島根県立大学地域政策学部・長廻茉奈さん: カラフルな味わいになっていますので、楽しんで飲んでいただけたら。 石見麦酒・和田谷光輝醸造長: 島根に愛着を持ってもらうことが一番うれしいですし、今後島根と大学を卒業しても関わり持ち続けるきっかけになるかなと思っているので、今後もこうした活動を続けていきたい。 クルベジビールは1本330ミリリットル入りで660円。約1000本が12月下旬から、浜田市内の道の駅やスーパーなどで販売されることになっています。
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