“AV新法”施行で「女優のギャラ事情」に激震。元セクシー女優が「専業女優が激減したワケ」を暴露
AV新法と新型コロナで現場数が激減
新型コロナウィルスとAV新法の件が重なったのも、セクシー女優が専業でやりづらくなった原因のひとつ。新型コロナについては不可抗力だから仕方がないものの、新法は完全に現場の声が届いていないままルールが制定されてしまったため、現役の人たちからすると大きなメリットがない。 昔のように作品を乱発できず、急なオファーも無理。これでは女優たちにうまく仕事が回らず、メーカーも売り上げが期待できないから、先ほど説明したように「売れっ子を安ギャラで~」なんて話に辿り着いてしまうのだ。
女優だけでは生活できない人の稼ぎ方
さまざまな原因が重なって稼ぎづらくなった結果、女優1本で生きるのは困難を極めている。世間一般からすると、セクシー女優は高収入だと思われるかもしれないけど意外とそうでもない。生きるうえでは稼がなければならないため、1本では厳しい女性は「副業」をする。 一口に副業といっても、女優業を並行する人の8割が夜職を選ぶのが一般的。どんな業種かは人それぞれだが、撮影の件を考慮する必要が出てくれば、制約の多い職場はほぼ無理だ。 多数の人が専業で稼ぎたい気持ちはあれど、なかなか希望通りにはいかないのがツラいところ。トップでさえ裏で副業をする状況なのだから、今は女優1本の人なんて想像以上に少ないのかもしれない。
「肩書きを活かせる夜職」をメインに稼ぐ女性たち
また、知名度や承認欲求よりも「まずはお金!」というタイプの女性は、最初から女優専業で生きようと思っていない。もしくは途中で「あ、これダメだわ」という現実に気づき、1本でどうにかすることをやめた人々は、“セクシー女優という肩書きを活かせる夜職”を中心に動く。 いつオファーがくるかわからない状態を待ち続けるより、お店で働いた方が効率は良い。勤務先が大人のお店(時に風呂屋だったりデリバリーサービスだったり)の場合は病気等のリスクと隣り合わせだが、肩書きがあると客がつきやすいし、何より嬉しい日給制だ。即日即金、日給10万円以上を目指せる環境に加え、夜職は撮影現場ほど長く働かなくていい。数々のメリットに気づき、収入を優先するのなら、女優業をサブ程度に考えるのはある意味頭が良いと言えようか。