綾瀬はるか、市川実日子が忘れてしまった感想を耳打ちし赤面「綾瀬さんが心がキレイな人だとよくわかる映画」
俳優の綾瀬はるか(39)、大沢一菜(13)、市川実日子(46)、森井勇佑監督が9日、都内で行われた映画『ルート29』の公開記念舞台あいさつに登壇した。 【写真】綾瀬はるかからの”サプライズ”に驚いた大沢一菜 綾瀬が、これまで演じてきた役柄とは一線を画す作品。親交の深い市川は「以前から役をまとっていないような、素材そのもの、部屋で1人でいるような役を見てみたいと思っていた。脚本を読んで楽しみでした」とする。 実際に映画を見た感想もトーク。綾瀬は市川が「いいことを言ってくれた!」とうれしそうに語った。しかし、初号試写は1年近く前だったため、市川は「何言ったんだろ…」とする。綾瀬は市川に耳打ちしたが、自らの言葉で言ったことで恥ずかしくなり「大丈夫です…」と苦笑い。市川は「私が『綾瀬さんが心がキレイな人だとよくわかる映画だった』と言ったそうです。自分で言わせちゃって、ごめん!」と謝罪して会場に笑いが広がっていた。 本作は、『こちらあみ子』(2022年)で「第27回新藤兼人賞」金賞はじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作にして多くの映画ファンを魅了した森井勇佑監督の最新作。詩人・中尾太一の「ルート29、解放」からインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1ヶ月間旅をして書き上げた脚本を映画化した。 他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボ(綾瀬)が、風変わりな女の子ハル(大沢)を連れて旅に出た先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まるハルとの絆によって、空っぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間をつづったロードムービーとなる。