長期離脱中のレアルDFアラバが自身の近況に言及 「状態は毎週良くなっている」
昨年末に大怪我
昨年12月に左膝の前十字靭帯を断裂して長期離脱中のレアル・マドリードのDFダヴィド・アラバがドイツ紙『Bild』の取材に応じ、怪我の状態を含めた自身の近況について明かした。 アラバは、昨年12月17日に行われたラ・リーガ第16節ビジャレアル戦で負傷。その後行われた手術は成功したものの、現在も復帰の目途は立っていない。しかし、EURO2024でグループステージを首位通過したオーストリア代表の活動に帯同しているアラバは、自身の状態が日を追うごとに良くなっていると強調している。 「僕の中では、毎週自分の状態が良くなっているという感触はある。オーストリア代表では、トップレベルで仕事をするためのあらゆる可能性が提供されているからね。でもリハビリはきついよ。僕は毎日2回のリハビリトレーニングを行っている」 アラバの状態についてはオーストリア代表とレアルのメディカルスタッフの間で情報が共有されていて、近日中にリハビリのメニューにランニングも加わる予定であるという。復帰に向けて順調に見えるアラバだが、その一方で復帰の具体的な時期については依然として未定のようだ。 「復帰の時期については、今後数か月間のうちに見えてくると思う。僕は正しい道を進んでいるよ。でも復帰の具体的な日時については分からないし、自分自身にプレッシャーを与えたくはない。100%の状態で働けるようになったら戻って来るつもりだ」 攻撃陣に豪華な顔ぶれがそろう一方、守備については人員不足と補強の必要性も指摘されているレアル。そうした状況下でアラバのリハビリが順調に進んでいることは朗報と言えるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部