鈴木唯人デビュー! 3バック導入の日本代表、新婚・堂安弾に中村と小川が2発! 5ゴールでミャンマー下しアジア2次予選5連勝!
日本代表は6日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループB第5節でミャンマー代表とのアウェイ戦に臨み、5-0で勝利した。 【動画】新婚・堂安弾に中村と小川が2発! 第4節の北朝鮮代表戦が不戦勝となり、4戦全勝ですでに最終予選進出を決めている日本。9月に迎える最終予選へのテストの意味合いも強い中、森保一監督は前日会見でも示唆していた[3-4-2-1]を採用した。 最終ラインでは右から橋岡大樹、谷口彰悟、伊藤洋輝を並べた。守田英正と鎌田大地がボランチでコンビを組み、右WBに菅原由勢、左WB中村敬斗、2シャドーに堂安律と旗手怜央、最前線に小川航基が入った。 試合開始後に雨が降り始めた中、日本は15分に7カ月ぶりの代表復帰を果たした鎌田が惜しいミドルシュートを放つなど、序盤から攻勢に出る。すると17分、カウンターから鎌田のパスで左サイドを抜け出した中村がボックス左に侵攻し、カットインシュート。これがニアサイドに突き刺さり、先制点を奪った。中村はこれで代表戦9試合7ゴール。 先制後も高いボール保持率を維持する日本は34分、中村のパスを受けた鎌田がボックスから反転シュート。左ポストに直撃するも、こぼれ球を堂安が押し込んでリードを2点に広げた。 2日に結婚を発表し、自ら祝砲を挙げる形となった堂安は前半アディショナルタイム3分にも旗手のミドルシュートのこぼれ球に反応。しかし、鎌田と共に詰めてゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定が下された。 2点をリードして試合を折り返した日本は、後半開始から旗手と堂安を下げて、川村拓夢と注目の鈴木唯人を投入。川村はこれが代表2試合目、鈴木は代表デビューとなった。 その鈴木は51分、橋岡の縦パスを受けた小川の落としに反応し、鎌田とのワンツーからボックス手前に侵攻。左足を振り抜いて初シュートを放つも、これはゴール左へと外れた。 後半半ばに差し掛かると日本は、鎌田と菅原に代えて、前田大然と相馬勇紀を投入。すると70分、ボックス右手前の鈴木唯人がボックス内にパスを送る。相手DFが処理にもたついたところを前田が見逃さずシュートを放つが、ここは相手GKに左手一本で阻まれた。それでも5分後、相馬がボックス右手前から左足でクロスを供給。ファーサイドの小川が頭で合わせてゴールに押し込んだ。 4年ぶりに代表でのゴールを記録した小川は、83分にも相馬のクロスを押し込んで追加点。さらには後半アディショナルタイム2分にも中村がゴールを奪い試合を終えた。5-0で勝利した日本はこれでアジア2次予選5連勝。日本はこの後、11日に行われる最終節でホーム・エディオンピースウイング広島にシリア代表を迎える。