他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目投手(3)阪神の“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの投手を紹介する。
浜地真澄(阪神タイガース)
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/88kg ・生年月日:1998年5月25日 ・経歴:福岡大大濠高 ・ドラフト:2016年ドラフト4位 2022年には52試合に登板し、ブルペンの一角を担った浜地真澄。しかし、今季は18試合の登板にとどまるなど、その後は低迷したシーズンを過ごしている。 福岡大大濠高から2016年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。高卒3年目の2019年に一軍デビューを果たすと、2022年に中継ぎで大ブレイクを遂げた。 同年は勝ちパターン入りし、自己最多の52試合に登板。1勝3敗21ホールド、防御率1.14の好成績をマークした。 ところが、翌2023年は30試合に登板するも、3勝1敗6ホールド、防御率5.86と成績を大きく落とした。今季は18試合に登板し、防御率2.11を記録したが、ホールドはゼロと重要な場面での登板機会を得られず。 近年は制球力の高さこそ光るが、決め球に欠けることが課題となっている。 それでも、現在26歳とまだまだ若い上に、一軍で活躍した実績を持つ。現役ドラフトの対象となれば、注目の存在となるだろう。
ベースボールチャンネル編集部