小野伸二とは学生結婚 21歳で渡蘭を決断「結婚するつもりはなかった」小野千恵子を後押しした両親の「言葉」とオランダでの5年間
元プロサッカー選手の小野伸二さんの妻で、モデルであり実業家でもある小野千恵子さんにインタビュー。学生時代にモデルデビューをしたきっかけを伺いました。 【画像】「はにかんだ表情が初々しい」小野伸二さんとの結婚式の様子など「本当に素敵な夫婦ですね」(全18枚)
■大学生のときにスカウトされてモデルデビュー ── 小さい頃は、どんなお子さんでしたか。 小野さん:活発で元気で、いつも真っ黒に焼けていました。横須賀の山のほうで育ったので、家の近くにある山を駆け回ったり、木に登ってアケビを取って食べたり。7つ上の姉とはちょっと歳が離れているので、いつも3つ上のお兄ちゃんについて歩いて、兄の友達にも一緒に遊んでもらっていました。
体を動かすことが好きだったので、小学生の頃は地域のバスケットボールチームに入っていましたね。両親は、やりたいことは基本的に何でもやらせてくれました。お行儀が悪いときは叱られましたけど、怒られた記憶はあまりないですね。 ── モデルを始められたきっかけは? 小野さん:高校生のとき、親友が「千恵子は背が高いから、モデルをやったらいい」と言ってくれて、『cawaii』という雑誌に応募したんです。そのときは読者モデルだったのですが、大学1年生のとき、表参道でオスカープロモーションの当時の社長(現会長)に声をかけられたのをきっかけに、事務所に入りました。最初は「あやしい人かもしれない」と疑ってしまって(笑)、いろんな人に名刺を見せたら「ちゃんとした事務所だよ」ということだったので、お話を聞きに行きました。
当初は「モデルとしてやっていきたい」とも思っていませんでしたし、なんとなく大学に入りましたけれど、将来のことは何も考えていませんでした。毎日事務所に通って、いろいろなレッスンを受けさせていただくのが楽しくて、どこか習い事感覚でした。 ウォーキングとか体操とか、女優さんがたくさん所属している事務所なので演技のレッスンもあって、「こんな有名なモデルさんと一緒にレッスンができるんだ!」なんて思ったりして。レッスンを受けたり、雑誌『CanCam』や『JJ』のお仕事をさせてもらったりするなかで、真剣にモデルとしてやっていきたいと思うようになりました。
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