サトウキビの搾りかすを使って仕立てたかりゆしウェア 大量生産・消費の構造を変えたい
沖縄テレビ
サトウキビの廃材を再利用した生地や、製造の過程で余った布の一部を利用して仕立てたかりゆしウェアが誕生しました。 開発されたかりゆしウェアには、サトウキビの搾りかす・バガスが用いられていて、胸ポケットなどには、かりゆしウェアを製造する過程で余った布がほどこされています。 ひとつひとつ手作業により琉球藍で染められていて、沖縄を感じさせるデザインとなっています。 この商品は、大量生産・大量消費のアパレル業界の構造を変えることを掲げていて、バガスを再利用して服などの素材開発を行う県内の企業や、かりゆしウェアを販売する企業などがプロジェクトを進めてきました。 株式会社BAGASSEUPCYCLE小渡晋治代表取締役社長: 「レンタルという形式で、いったんかりゆしウェアを経験いただいてファンになっていただいた上で、大事に物を活用してもらいながら製品寿命を伸ばすといったような循環経済のコンセプトを是非体現をしていきたい」 このかりゆしウェアは、今後100着製造され2025年1月からレンタルを開始し、商品が気に入れば購入もできるということです。
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