歌手門倉有希さんが乳がんで死去 デビュー30周年で5月22日にベストアルバム発売したばかり
「ノラ」などのヒット曲で知られる歌手門倉有希(かどくら・ゆき)さん(本名金田充恵=かねだ・みつえ)が6日午前5時30分に乳がんのために死去したことが7日、分かった。50歳。福島県出身。所属事務所が発表した。葬儀は12日、告別式は13日、ともに臨海斎場で行う。喪主は夫の金田大さん。 【写真】デビュー15周年記念曲「カトレア」を歌う門倉有希さん 門倉さんは19年2月に乳がんと診断された。闘病をしながらステージに立ち続けてきたが、22年12月に体調不良から活動を休止。所属事務所によると今年2月初旬に緊急入院した。今年はデビュー30周年の節目。5月22日にベストアルバムを発売したばかりだった。所属事務所は「もう1度ステージに立つため治療に専念してきた」と明かした。 94年に「鴎…カモメ」ででデビューし、96年の紅白歌合戦に初出場。98年発売の「ノラ」は約80万枚のロングヒット。