ことしの吉凶を占う 寒川神社で神事「武佐弓祭」
tvkニュース(テレビ神奈川)
放った弓でことし一年の吉凶を占う神事「武佐弓祭(むさゆみさい)」が、寒川神社で行われました。 「武佐弓祭」は、寒川町の寒川神社で毎年1月8日に行われる伝統的な神事です。 神職が矢を放ち、「甲(こう)・乙(おつ)・ム(なし)」の3文字を組み合わせて「鬼」と書かれた的への当たり具合によって、ことし1年の吉凶を占うものです。 雅楽の演奏とともに多くの参拝者が厳かな雰囲気で見守る中、2人の神職が交互に矢を放ち6本のうち3本が命中。 弓矢が当たった場所などからことしは「初頭と後半は景気が上向くように思われる。 その時期以外の景気は思わしくない」と占いました。 最後は、参拝者へ安産や建築のお守りとして、的の両脇につるされていた麻を配布。 参拝者たちはことしの運気向上を願い大切そうに受け取りました。 訪れた人は 「息子が去年結婚しているので、ことし結婚式があるのでこれをあげようかなと思ってもらった」 「厳かで正月らしい清められたような気がする」
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