地上波出演に生放送解禁…快進撃の手越祐也が見せた「スマイル対応」と完全復活の「試金石になる特番」
“日テレとのパイプ”をフル活用
地上波復帰以降、その勢いはとどまるところを知らない。 歌手でタレントの手越祐也(36)が10月13日に日本テレビの看板番組の一つである『世界の果てまでイッテQ』に約4年ぶりに出演したことは記憶に新しい。出演回の平均世帯視聴率は13.5%、最高視聴率は15.4%を記録(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)。同番組の視聴率は9%台であることから考えても、大きな注目を集める結果となった。 【画像】変わらないオーラ…手越祐也「10万円のニットポロシャツ」で繁華街を闊歩 さらに10月28日には“日テレの朝の顔”である情報番組『DayDay.』において、生放送も解禁。もともと強かった日テレとの絆をフル活用している。同日に行われた日テレの定例社長会見では、福田博之副社長が『イッテQ』での復帰について、「我々の期待をはるかに超える称賛の声をいただきました。また見たいという声にできるだけ応えられるようにしていきたい」と言及するなど、上層部からの評価も上々のようだ。 「コロナ禍での“夜遊び”報道により’20年5月に活動自粛を発表したあと、手越は6月に事務所退社という決断を下しました。それが契機となり、『イッテQ』からも降板し、地上波での露出はなくなった。 独立後はユーチューブを中心に、本業の歌手活動に美容サロンの経営者とマルチに活動を展開していきました。一時は『年収4億円報道』が出るほど勢いがありましたが、近年はユーチューブの再生回数も伸び悩み、美容サロンも全店閉店となっていました。それでも“スーパーポジティブ”がめげることはなく、今回の地上波復帰で、完全に勢いを取り戻した印象です」(スポーツ紙芸能デスク) ◆完全復活は新春特番次第か タレント以外にも、アーティストとしても活躍の幅を広げている。10月25日には、歌手のYOSHIKIがプロデュースするボーイズグループ『XY』に加入することが発表。同月29日からはグループの密着番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X SEASON2』(日テレ)が放送開始となった。 立て続けに日テレの番組に出演し、上層部からも好意的に受け入れられている手越。定例会見の場で福田副社長は「現時点で決まっていることはない」と念押ししていたが、本人は地上波への完全復活を狙っているのだろうか。 10月下旬、ネット番組のロケを終えた手越を直撃した。 ――フライデーです。手越さんにお話を…… 「ホントすみません、ちょっとこの次も仕事があるので」 遮るようにそう告げると、一切呼びかけに応えなかった。それでも「代わりにスマイルで勘弁して」と言わんばかりに笑みを浮かべた手越。そのまま送迎車へ乗り込み、走り去ってしまった。 ロケ終わりのリラックスした表情からは、現状への充実感が漂っているように見えた。ある芸能プロダクション関係者は「地上波への完全復活へ勝負になるのは新春特番だ」と見る。 「日テレがこれだけ重用するのは、やはり手越は数字を持っているということが証明されたから。次に注目されるのが『イッテQ』の新春スペシャルへの出演でしょう。業界も注目するこの特番で数字が取れれば、『禊が済んだ』と認定される。そうなれば他局も含めてオファーが増えると思います。 どの局もバラエティ番組は苦戦していますから、“起爆剤”は喉から手が出るほど欲しい。さらに手越であればスポーツの知識もありますから、起用できる幅も広いですしね。ともあれ、新春特番で結果を出せるか……。それが一つの試金石になると思います」 そのスマイルが当たり前のようにお茶の間で見られる日は来るのだろうか。
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