チェルシーDFフォファナがフランス代表合流を辞退 昨季の長期離脱を受けてコンディション管理を優先へ
昨季は怪我で出場なし
チェルシーに所属する23歳フランス代表DFは代表合流を辞退する。 『RMC Sport』のファブリス・ホーキンスによると、チェルシーに所属するウェズレイ・フォファナはフランス代表から離脱するという。同選手の代わりにはセビージャDFロイック・バデが追加招集されるようだ。 【画像】フランス代表を辞退するチェルシーDFフォファナ 2022年の夏に7500万ポンドの移籍金でレスター・シティから完全移籍を果たしたフォファナだが、加入後は前十字靭帯を断裂するなど怪我に悩まされることに。大金をかけて獲得したにもかかわらず、昨季は怪我で全く出場していないなどプレイ時間が少ないことから、サポーターからは批判の声も挙がっていた。 しかしそんなフォファナだが、手術を行い、怪我が完治した中で迎えた今季は完全復活に近づいている模様。今季はここまでリーグ戦全3試合全てにフル出場。昨季怪我で全く出場していないことが嘘のようなハイパフォーマンスを見せており、9月のUEFAネーションズリーグ24-25を戦うフランス代表メンバーにも見事に選出されていた。 2023年6月以来の代表復帰となったフォファナだが、今回の招集は辞退する模様。同氏によると、フォファナは代表ウィーク中はチェルシーに留まり、昨季負った長期離脱の負傷に関連した治療プロトコルに従うために休暇を利用する予定だという。あくまで昨季の長期離脱を受けてのコンディション管理を最優先にした決断であり、現状フォファナに怪我の心配はないようだ。 前十字靭帯断裂という大怪我を乗り越えて代表復帰を果たしたフォファナ。本来持つポテンシャルは凄まじいものがある同選手だが、果たして今季のチェルシーでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部