那覇西―龍谷富山　前半、ヘディングシュートを放つ那覇西のチメズ・ビクター・チュクンマ＝東京都・味の素フィールド西が丘（小笠原大介東京通信員撮影）

　サッカーの第103回全国高校選手権第2日は29日、首都圏各地で行われ、沖縄県代表で4年ぶり18度目出場の那覇西は、東京都の味の素フィールド西が丘で行われた1回戦で初出場の龍谷富山に0―0で前後半を終えた。その後のPK戦では4―5で敗れ、県勢4年ぶりの初戦突破はならなかった。 【写真】沖縄県大会でシュートを決める那覇西高校の選手 　那覇西は前半、押し気味に試合を進めてゴール前のこぼれ球から積極的にシュートを放った。コーナーキックからMFチメズ・ビクター・チュクンマが頭で合わせるがはじかれるなど決定機を何度もつくったが得点できなかった。富山にフリーキックから頭で合わせられる場面もあったが、GK金城青空の好セーブもあり、0―0で折り返した。 　那覇西は後半、富山DFの両サイドの裏を狙った攻撃をみせたがゴールを奪えなかった。 　PK戦は那覇西の4人目が外し、富山は5人全員が決めた。（伊集竜太郎）