笑顔輝く場に 福島駅東口駅前再開発事業区域 にぎわい広場にクリスマスツリー飾る 福島市
福島県福島市は16日、市内の駅前にぎわい広場にクリスマスツリーやベンチを設置した。JR福島駅東口駅前の活性化につなげるのが目的で今後、設置による効果を調べる。 広場は再開発事業区域の一部にある。2026(令和8)年2月下旬まで一般開放し、イベント会場などとして活用している。市はツリーなどを実験的に置き、通行量の増加につながるかを探る。 設置に当たり16日、広場でワークショップを繰り広げ、学生らが飾り付けをした。福島大や福島学院大、福島東稜高などから約20人が参加。福島学院大非常勤講師で建築家のアサノコウタさん(41)が高さ約1・5メートルのツリーを用意し、人が集まるのに効果的な配置などを指南した。参加者は試行錯誤しながらツリーに照明を取り付けた。 ワークショップに参加した福島大行政政策学類2年の吉田智紘さん(20)は「駅前に人が集まって、にぎやかになってほしい」と願った。