ペルーとコロンビアの森林火災 両国ともに半数以上を消火
カハマルカ、ペルー/パレルモ、コロンビア、9月18日 (AP) ― 南米のペルーとコロンビアの消防当局は、広大な土地で森林火災との闘いを続けている。 高温と少雨という森林火災にとって最適な条件が、急速に炎上する面積を拡大している。 火災は既にペルーのアマゾン地域にも及んでおり、空軍のヘリコプターが継続的に水を運び、新たなリスクを特定するための調査を行っている。 ペルー政府の諸機関が横断的に協力し合って、9月に報告された222件の火災の半分以上を既に消火したと発表。 コロンビアも、9月中に同程度の数の森林火災が発生したと報告しており、249件の火災のうち、現在も炎上を続けているのはわずか10件だけだという。 コロンビアの危機管理庁は、防火対策がうまくいっていないことから、政府に防火戦略の変更を勧告。 消防ヘリコプターが出動しているにもかかわらず、火災は中央部のクンディマルカ県、南西部のウイラ県、中西部のトリマ県にまで及んでいる。 コロンビアの消防機関は、主火災の進行を食い止めるため、燃焼制御技術を使用することになった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)