<横浜DeNAベイスターズ“下克上”日本一への軌跡>戦いは2023年オフから始まっていた
【筒香はなぜ、日本球界に復帰したのか?】MLBに立ちはだかる“契約の壁”、条項一つで変わる選手の戦い方(2024年4月19日)
米大リーグ、ジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていた筒香嘉智外野手が古巣・DeNAベイスターズに復帰することが決まった。球団が16日、正式に発表した。 筒香選手は2019年オフにメジャーに挑戦し、レイズへ移籍。思うような結果を残せず、近年はマイナーや独立リーグでのプレーが続いた。ドジャースの大谷翔平選手を筆頭に、大型契約を勝ち取る日本人選手がいる一方、今季からメッツに移籍したメジャー2年目の藤浪晋太郎投手、日本ハムからポスティングシステムでメジャー挑戦した上沢直之投手はマイナースタートとなった。 「実力社会」でもあるメジャーは、同時に「契約社会」でもある。実力次第で夢もビッグマネーも手にできる“アメリカン・ドリーム”が目前にあっても、すでに体現した成功者たちが好待遇での契約を勝ち取っており、そこに割って入ることは容易ではない。立ちはだかるのは「契約の厚い壁」だ。 【つづきはこちら】 【筒香はなぜ、日本球界に復帰したのか?】MLBに立ちはだかる“契約の壁”、条項一つで変わる選手の戦い方
【DeNAの下剋上を成し遂げた3つのキーワード】シーズン勝率5割から勝ち上がった短期決戦の怖さ(2024年11月5日)
プロ野球の年間王者を決める「SMBC 日本シリーズ2024」は、セ・リーグのDeNAベイスターズが、パ・リーグ覇者のソフトバンクホークスを4勝2敗で下し、26年ぶり3度目の日本一に輝いた。レギュラーシーズンはリーグ3位で貯金わずか2だったDeNAが、貯金42と圧倒的な強さでパを制したソフトバンクに勝利する下剋上。短期決戦の怖さをまざまざと見せつけた勝負の分かれ目は、「シリーズ男」「指名打者(DH)」「継投策」にあった。 「最高にうれしいです」 歓喜の横浜スタジアムで、DeNA・三浦大輔監督が夜空に5度、宙を舞った。 名将・三原脩監督が率いた1960年、マシンガン打線が売りだった98年に次ぐ3度目の日本一。生え抜き監督の指揮官は、98年の現役時代と合わせ、選手、監督としてチームの日本一を経験した。 【つづきはこちら】 【DeNAの下剋上を成し遂げた3つのキーワード】シーズン勝率5割から勝ち上がった短期決戦の怖さ
Wedge ONLINE編集部