マイナーチェンジでお顔を一新 新型日産ノート・オーラがさらにイケメンになって登場
インテリアや装備の充実も図る
「日産ノート」に続き、ノートをベースとした上級モデルである「ノート・オーラ」が2024年6月13日にマイナーチェンジを受けた。なお、90周年記念車の「ノート・オーラ90thアニバーサリー」も合わせて発売されている。なお、スポーツ・モデル「ノート・オーラ ニスモ」は7月に発表される予定だ。 【写真35枚】マイナーチェンジでフロント・マスクを一新した日産の小さな高級車、新型「日産ノート・オーラ」の詳細画像をチェック ◆小さな高級車 オーラは、「小さな高級車」を目指したBセグメント・ハッチバックで、内外装の質感をベース車のノートよりも高めているのが大きな特徴だ。 ◆フロント・マスクを一新 マイナーチェンジ最大の見どころはエクステリアで、最近の日産が採り入れている「デジタルVモーション」デザインのフロント・マスクを採用。フロント・グリルはヘッドランプ下まで拡幅され、存在感を引き上げた。さらに、ヘッドランプの下にボディ・カラーと同色もしくは「ダークメタルグレー」の加飾が施され、先進感を演出。また、ウイング形状の前後バンパーは100%電動駆動である「e-パワー」の俊敏な走りを表現したものだという。 足元のアルミホイールも一新された。新デザインの17インチで、最近流行の複雑な造形美が特徴。見る角度によって光と影が醸し出す多様なコントラストが楽しめる。さらに、ボディ・サイドの風の流れをスムーズにし、高い空力性能が確保されるとともに、ホイールの軽量化も図られている。 ボディ・カラーは、プレミアム感とドイツの深い森を疾走するイメージでデザインされたという新色の「フォレストグリーン」に、スーパーブラックを掛け合わせた2トーンをはじめ、5種類の2トーン・カラー、8種類のモノトーン・カラーが設定されている。 ◆内装に新色を追加 質感の高さが自慢のインテリアでは、内装色「ワイマラナー」が新たに追加されたのが見どころ。大型狩猟犬をモチーフとしたグレイッシュブラウンの色合いを享受できる。またシート地には、オーラ(AURA)の頭文字「A」をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビを採用。ブルーグリーンのステッチも施されている。内装色の「ブラック」には、新たな色味の木目調フィニッシャーが用意され、インパネやアームレスト、ドアトリムクロスが落ち着きのある色味に変更されている。 装備では、運転席パワーシートが全車標準化されたのがトピックス。リフターやリクライニングの整幅を広げることで、運転姿勢を容易に決められるようになった。 そのほか、グローブボックスの容量が拡大されるとともに、収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やボックスティッシュなどの大きめのアイテムもすっきりと収納できるようになっている。また、後席のUSB電源ソケットにタイプCが採用され、夜間でも差し込み位置が分かるようにリングライトも追加されている。 ノート・オーラの価格帯は、277万9700~317万1300円。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部