MOBIUZ「EX381U」

ベンキュージャパンは、ゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」より、37.5型・4K液晶ゲーミングモニター「EX381U」を11月20日に発売する。価格はオープンだが、市場予想税込価格は139,500円前後としている。カラーはホワイトのみ。 【画像】独自機能「Shadow Phage」によって映像に合わせてコントラストを自動調整 EX381Uは、4K解像度（3,840×2,160）に対応したIPS液晶パネルを採用しており、LEDバックライトを搭載。リフレッシュレート144Hz、応答速度1ms（GTG）をカバーしており、加えてコマ落ちなどの映像のズレを解消する「FreeSync Premium Pro」にも対応する。 HDRフォーマットはHDR10、「VESA DisplayHDR 600」規格をフォローしており、輝度はSDR時が350cd/㎡、HDR時が600cd/㎡。色域はDCI-P3 98％のカバー率をマークしている。表面処理はノングレアで、視野角は178°としている。 「AI PixSoulエンジン」を搭載しており、さまざまなゲームコンテンツに対して最適な映像表現が可能なMOBIUZ独自のカラーモードを使用できる。HDR入力時では、Sci-fi HDRi／リアル HDRi／ファンタジー HDRi／HDRi／Displey HDR／シネマHDRiといったモードを備え、他にもカスタムやゲーマー1／2／3などの項目を選択可能だ。 内蔵のAIアルゴリズムによって映像コンテンツの特性をリアルタイムで検知し、映像に応じてコントラスト自動調整することで暗部のディティールを鮮明に映す、ベンキューの独自機能「Shadow Phage」を搭載する。 色の鮮やかさを調整することでゲームプレイ時の敵や照準を観やすくすることができる「Color Vibrance」や、画面の明暗を20段階で変更可能な「Light Tuner」といった機能も備えている。また、作成したカラー設定を保存／共有／ダウンロードできるソフトウェア「Color Shuttle」や、目の疲れなどを軽減する「アイケア技術」も装備する。 音響面では、Dolby AtmosやDTSといった音声フォーマットに対応しており、7.1chサラウンドを楽しむことができる。DACチップにはESS社製の高性能SABRE DACを導入しており、高品位なサウンド再生が楽しめるという。 EX381Uではデザインをリニューアル。宇宙船をモチーフとしたスタイリッシュで近未来的なデザインへとブラッシュアップされている。エルゴノミクスデザインを採用しており、スウィーベルが-15° - 15°、ティルトが-5° - 20°、高さ調整が10cmまで可能となっている。 主な入出力端子は、HDMI×3基、DisplayPort×1基、USB Type-C入力×3基、USB Type-A入力が3基を搭載。HDMIはeARC対応しており、対応サウンドバーなどと接続できる。また、USB Type-Cは90W給電をフォローする。 仕様は、消費電力が65W（待機時0.5W）、外形寸法が861W×667H×306Dmm、質量が約11.3kg。