W杯日本代表23人を発表(全文2)初日にベスト出せる選手を選んだ
最も西野監督が頭を悩ませたポジション、ポイントについて
テレビ朝日:今回、この23人を決めるに当たって、最も西野監督が頭を悩ませたポジション、ポイント、教えてください。 西野:最初の会見で話しましたけど、代表を選ぶ中でやはり過去の経験値ですとか実績、もちろんあります。現状、コンディションによってなかなか出ない選手、ただそういう過去のそういう力を持って、で、将来そういう可能性を感じる選手たちに関しても基準として考えたいと思います。そして現状、非常に飛躍してる選手もいますし、これからやはり将来的に伸びてくるであろう、もうそういう、やはり、選手たちの見方っていうものはあると思いますし、そういう中でどう判断していくか。本当に19日、開幕に、そういう各要素を含めてトップのパフォーマンスを持ってくれると思う選手を常に考えて、選手を見てきました。
日本代表としてどんなサッカーを志していきたいと考えているのか
テレビ朝日:この23人で、ワールドカップで、日本代表としてどんなサッカーを志していきたいと、西野監督は考えてらっしゃいますか。 西野:そういう絵をたくさん描きたいなと思います。素晴らしい、やはり、積み上げてきた素晴らしいストロングポイントもありますし、そういうところも生かした代表でありたいですし、また違う、多様した変化を持たせたチームで、そういうサッカーを披露したいなとも思いますし。いろいろこれからまた変化していくと思いますし、わずかですけれども、各チームに対応できるベストなゲームができる代表チームを結束して全員でつくり上げていきたいなと思っています。
「多様性、流動性のようなものが大事」との言葉が聞こえてくるが、具体的な目標とは?
テレビ朝日:まさにさまざまな形に変われる多様性のような、流動性のようなものが大事になってくるのかなという言葉に聞こえるんですが、その中でこのロシアワールドカップ、具体的な目標、掲げるもの、どんなところになってくるか教えてください。 西野:今、日本チームらしい、SAMURAI BLUEらしい日本のサッカーをやりたいという、その大きな目標を強く持って、具体的に数字でということであれば、1試合、1試合ポイントを取って、グループステージは抜けたいなと。そういう数字が残せれば、日本のサッカー、ある程度、表現、披露できるんじゃないかと思っています。 テレビ朝日:ありがとうございました。代表質問以上です。 司会:はい、ありがとうございました。それでは皆さまからのご質問、お受けします。ご質問ある方、挙手にて、社名、お名前のあと、ご質問をお願いいたします。いかがでしょうか。では中ほど、紺のジャケットの方。 【連載】サッカーW杯 日本代表23人を発表(全文3)へ続く