W杯日本代表23人を発表(全文2)初日にベスト出せる選手を選んだ
きのうの試合を終え今日ここに至るまで、どんなことを考え、そしていつ、最終的なメンバーを決断したのか
テレビ朝日:今、きのうの試合という話もありましたけれども、きのうの試合を終えてから今日ここに至るまで、どんなことを考え、そしていつ、最終的なメンバーを決断したのか、教えてください。 西野:最終的には今朝、昨日のゲームをプレーした選手たちを含めて全員のメディカルチェックを行って、その上で最終的に、スタッフの意見も聞いた中で、今朝、最終的には決めました。ただ、自分の中で、昨日終わった時点でほとんどけが、大きなけがはなかったので、その中でリストは作らせてもらいました。 テレビ朝日:複合的な理由の末の23人だとは思いますが、重要視したポイント、基準となったところ、どのような点でこの23人を選ばれましたか。 西野:大会に臨むに当たって、対戦国も含めていろんなプランを立てる、いろんなシチュエーションを考えた中で、選手たちの、それをどれだけ絵を描けるか、その中に選手がどう入ってくるのかっていう可能性をたくさん持ちたいというのが、これは指導者、持つことなので、そういう可能性を膨らませられる、そういうタレントがこれからどう組んでいけるか。そういうことを考える中で、ポリバレントと言いましたけども、そういうことも含めていろんな可能性を考えたい、そういう基準は1つあります。 自分の中で第1試合、第2試合、第3試合っていうような中でのシミュレーションをいろいろできる、そういう中で選手がそこに入ってくることを考えながら、そうすると非常に膨らんでくることは間違いないんですね。はい。そういう選手たちの可能性を非常に信じたいと思っています。
選外となった3人の若手選手について
テレビ朝日:その中で今回、ガーナ戦に向けて日本代表として活動した26人の中で3人の選手が選ばれることができませんでした。特にきのう出場もあった井手口選手、なぜ入ることが、メンバーに選ばれることがなかったのか。そしてさらには出場のなかった浅野選手、三竿選手、それぞれどのように考えているのか教えてください。 西野:非常に有望な若手の3人なんです。本当にこの舞台に立たせてくれたのも、彼らの力が大きいですし、彼らの代表でのパフォーマンスっていうものは強く感じていますし、それを求めたかったです。求めたいです。ただ、彼らの現状が、そういう環境でなかったっていうことがあって、そういう中で鍛えられている彼らであれば、さらにそういう、彼らが現時点でいたと思います。それを非常に僕は期待をして、確認をしたいという中で招集させてもらいました。 非常にパフォーマンスは上がってきていました。昨日も制限された時間でしたけども、トライはしてくれましたが、可能性は非常に、先ほど言った中の可能性に関しては彼らも、もちろん、考えたいところなんですけれども、本当に現時点でのトップパフォーマンスという中では持てなかった、自分の中で、彼らには本当に期待してる、もうこれからの日本サッカーを背負ってくれる選手だと思っています。