「ハンぎょボール」で笑顔 福島の春中ハンド会場、富山県氷見市などの大会関係者プレー
能登半島地震の影響で福島県で代替開催されている第19回春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)の会場で26日、富山県氷見市発祥のゆるスポーツ「ハンぎょボール」が行われた。福島県と氷見市の大会関係者が笑顔でプレーし、交流をさらに深めた。 3回戦と準々決勝の間にエキシビジョンとして特別に実施。日本リーグ男子の富山ドリームス(氷見市)の選手や大会の同市実行委員会のメンバー、福島県ハンドボール協会、同県庁の職員らが参加した。 福島県の選手たちは、出世魚の縫いぐるみを脇に挟んでプレーするというユニークなルールにもすぐ順応。縫いぐるみを落とさないようにボールを運びながら、相手ゴールを狙った。シュートが決まると「出世!」のコールがあり、和気あいあいと楽しんだ。 同協会の遠藤均会長は「楽しさが詰まっていた。福島の皆さんにもハンぎょボールを紹介できて良かった」と話した。