山田哲人とドラフト同期の32歳 ヤクルトが西田明央に戦力外通告 2020年に小川泰弘の「ノーノー」支えた“献身的”捕手
ヤクルトは10月10日、西田明央に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。 【動画】センターへ弾き返す!引退発表後初打席で青木宣親が安打を放つ 西田は北照高から2010年のドラフト3位でヤクルトに入団。プロ14年間で通算310試合に出場し、打率.211、141安打、17本塁打、65打点の成績を残し、2016年には自己最多となる74試合に出場し、打率.243、7本塁打、25打点をマークした。今季は24試合に出場して打率.136、0本塁打、2打点だった。 ヤクルトは正捕手の中村悠平、松本直樹の他、内山壮真、高卒ルーキーながら1軍デビュー戦でプロ初安打と初打点をマークした鈴木叶、育成から支配下契約を勝ち取った橋本星哉など、伸び盛りの若手捕手も多い。 西田は山田哲人とドラフト同期で今年で32歳。2020年8月15日に小川泰弘がノーヒットノーランを達成した際にはバッテリーを組み、小川の偉業を支えた。また、本職の捕手だけでなく一塁も守り、ベンチでは声を張ってチームメイトを鼓舞する献身的な姿勢も見せていた選手だった。 ヤクルトはすでに嘉弥真新也、尾仲祐哉、三ツ俣大樹、近藤弘樹、嘉手苅浩太、下慎之介、フェリペの7選手の戦力外を発表。今回の西田で8人目となっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]