恋人が臓器提供した相手と恋に…Netflix新シリーズに主演!有村架純「オファーが絶えない理由」
8年ぶりの「釜山国際映画祭」
「かすみちゃん!」 日本より一足早く秋に突入した韓国・釜山。18℃と冷え込んだ空気の中で、ファンの声援は温かった。 【写真】激痩せと心配されたが…「明るい笑顔」で挨拶 10月2日、黒のドレスを身に纏った有村架純(31)が「釜山国際映画祭」のレッドカーペットを華やかに彩った。坂口健太郎(33)とダブル主演を務めるNetflixシリーズ『さよならのつづき』(11月14日配信)が、「第29回釜山国際映画祭」の配信ドラマ向けの「オンスクリーン部門」に日本作品として初めて正式招待されたのだ。 「地上波のドラマや映画で活躍しているので、配信作品に有村が出演するのは意外な感じがするかもしれませんが、実はNetflix作品に出演するのは今回が初めてではありません。’23年2月配信の映画『ちひろさん』で、小さなお弁当屋で働く元風俗嬢・ちひろを演じているのです。濡れ場も披露して、関係者の間で話題になりました。 地上波に比べると、大手配信サービスが制作する作品は制作費にも制作期間にも余裕がある。ギャラが高く、かつ時間をかけて丁寧に役作りができるのです。世界に向けて配信されるから、作品がヒットすれば海外での知名度も上がる。まさに一石三鳥です」(映画雑誌編集) 有村は今年、本作のほか、映画『ディア・ファミリー』や連ドラ『海のはじまり』(フジテレビ系)にも出演。来年春には映画『花まんま』の公開も控えている。オファーが絶えない理由について、芸能リポーターの島田薫氏は「有村の演技には唯一無二の奥深さがある」と分析する。 「今の視聴者は、かつてよくあったような感情を強く押し出す演技に疲れてしまう傾向があります。有村は、坂元裕二が『何とも言えない不思議な手品を見せられているようなお芝居』と評したように、さりげない仕草や表情で人々の心を動かす力があります。 演技に奥深さがある彼女には“難しい状況に置かれている人”の役が似合います。映画『月の満ち欠け』では、許されぬ恋とわかりながら若い大学生に惹かれていく女性、ドラマ『海のはじまり』では、結婚を考えている恋人に子供がいるという現実を突然突きつけられた女性、『さよならのつづき』では、亡くなった恋人が臓器提供した相手と恋に落ちる女性を巧みに演じていて、どれも有村の存在感が際立ちます」 次はどんな“手品”を見せてくれるだろうか。
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