【独自】恐怖“ぶつかりおじさん”画像入手!「いつもぶつかりやがって」言いがかりつけ急に暴行…被害者は全治2週間のけが 殴られ鎖骨骨折の女性も JR田町駅前
朝の通勤ラッシュで混み合う東京のJR田町駅前で、順路を逆走する通称“ぶつかりおじさん”による連続暴行事件が起きた。 脳振とうで全治2週間のけがを負った被害者がXで情報を募ったところ、4月に同様の被害に遭った女性がいたことがわかった。 犯人の画像を入手した被害者は、警察に被害届を提出する予定だという。 現場で被害者が事件を振り返った。 【画像】被害者が語った犯人“ぶつかりおじさん”の特徴
21日朝8時56分ごろ…JR田町駅で起きた事件
「ぶつかりおじさんに追いかけられて殴られた」 朝の通勤ラッシュでにぎわうJR山手線の駅で起きた事件を、多くの人が目撃していた。 21日の朝8時56分ごろのJR田町駅で起きた事件の現場で、被害者が恐怖を振り返った。 被害に遭った男性会社員: 相手の方はまったく避けるそぶりなしで、ドン!ってぶつかりました。肩ひじ張りながら逆走して突っ込んでくるので、明確にぶつかる意思はあるんだなと。威圧的に周りの人を押しのけている。 朝の通勤ラッシュで混み合う駅前の通路で、“ぶつかりおじさん”は順路を逆走してきたという。 そして、すれ違いざまに男性と肩と肩がぶつかり、一度は通り過ぎたが、10メートルほど離れたあとに突然、“ぶつかりおじさん”がすごい勢いで追いかけてきて、男性に暴行を加えたという。 被害に遭った男性会社員は「よろけて倒れちゃった。手をついた状態で。そしたら今度私の頭に相手のひざが…」と振り返る。 引きずり倒された男性は、頭部に殴打やひざ蹴りを受けるなどして脳振とうを起こし、全治2週間のけがと診断されたという。 被害に遭った男性会社員: 思いのほか頭痛がひどく、けさも改札を出た時に吐き気がするぐらい怖い気持ちを感じた。
身長175cm前後の40~50代男性…やや太め、黒いスーツ
ぶつかりおじさんは、身長175cm前後の40代から50代の男性。 やや太めの体形で、黒縁の眼鏡をかけ、黒いスーツを着ていたという。 被害に遭った男性会社員: 「いつもぶつかりやがって」って言われたんですけど、朝の通勤者の列にいらだちを感じているんだと思うんですけど、自分が正しいと思っているのか、たぶんたくさんの人に逆にぶつかりながら歩いているんじゃないかな。 すると取材中に、当時事件を目撃し、自分が110番通報したという1人の男性が声をかけてきた。 事件の目撃者: (ーーどのような暴行?)後ろから首絞めてましたよね。僕も正直怖かったので、(警察に)電話をかけるので自分はやっとだった。 しかし、警察が到着する前に犯人が逃走し、現場が防犯カメラの死角だったことなどから、捜査は難航した。 そこで被害者は、事件についてXに投稿し、目撃者に写真や動画などの提供を求めた。