Xマス市開幕 歌で彩る 市民会館で「音楽の祭典」【山口】
クリスマス市セレモニー「音楽の祭典」は1日、山口市民会館で開かれた。地元の音楽グループやプロのアーティストら7団体が出演。市内でクリスマスにちなんださまざまなイベントを展開する今月の「クリスマス市」の開幕を、歌や演奏で彩った。山口クリスマス市プロジェクト(大原敏之実行委員長)など主催。 クリスマス市は、山口市が日本で最初にクリスマスを祝ったまちであることに由来するイベント。音楽祭も毎年開催している。 グレゴリオ聖歌の後、伊藤和貴市長が「これから1カ月間、クリスマスの明かりがともった山口の地にさまざまなイベントでにぎわいをもたらし、魅力を広く発信していこう」と高らかにクリスマス市宣言を行った。 市内の3歳~大学生が所属するハンドベル演奏団体「シュルンマーリート」からは45人が出演。「きらきら星」「主よ、人の望みの喜びよ」の2曲を披露した。山口天使幼稚園の年長児41人は、ピアノの伴奏に合わせて元気いっぱいに「ね」を歌った。 3人組のボーカルチームで、レノファ山口サポーターズソングなどを担当する「Unlimited tone」も出演し、息の合ったハーモニーで観客を魅了した。 最後は人とのつながりや、命の大切さを歌った表題曲「きずな」(湯川れい子さん作詞、宮川彬良さん作曲)の合唱で締めくくった。