「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」今年は神戸で開催/兵庫
1962年から毎年1度、ラジオ体操関連最大のイベントとして、テレビやラジオを通じて1000万人にも及ぶ人々に一斉にラジオ体操を行ってもらうという趣旨で行われている「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」。53回目となる今年は兵庫県神戸市の「神戸総合運動公園ユニバー記念競技場」(荒天時は神戸総合運動公園グリーンアリーナ神戸)で8月3日に実施される。神戸市がホームタウンのサッカーのヴィッセル神戸やラグビーの神戸製鋼コベルコスティーラーズなどもアトラクションなどに参加を予定している。 「ラジオ体操」は80年を超える歴史を持つ体操。1928年に「国民保健体操」として制定され、NHKのラジオ放送で広く普及した。1951年~1952年に「ラジオ体操第一・ラジオ体操第二」として再構成され、誰でも気軽に実践できる運動として現在も多くの方にしまれている。1999年には、年令・性別・障がいの有無を問わず、すべての人々が楽しく安心してできる体操として「みんなの体操」が考案、制定された。 「毎年、実施を楽しみにして全国から来られる予定にしている方々もおられる」と「100万人ラジオ体操・みんなの体操」事務局の担当者。当日は午前4時30分開場、午前5時50分開会で、午前8時に閉会の予定になっている。荒天候の開催などについての問い合わせは同事務局(078・360・9125)まで。 (谷川しゅんき/関西ライター名鑑)