チャイルドシート 5歳の子どもの使用率約57%にとどまる
警察庁とJAF=日本自動車連盟が6歳未満の乳幼児およそ1万3000人を対象にチャイルドシートの使用率を調査した結果、5歳の子どもの使用率がおよそ57%にとどまっていたことがわかりました。 警察庁とJAFはことし5月、全国99か所で6歳未満の乳幼児およそ1万3000人を対象にチャイルドシートの使用状況の調査を行いました。 チャイルドシートは6歳未満の子どもの使用が法律で義務づけられていますが、調査の結果、全体の使用率は78.2%で、年齢別では1歳未満は91.7%だった一方、5歳では57.9%にとどまりました。 JAFによりますと年齢が上がるにつれて子どもがチャイルドシートを嫌がるなどして使用率が下がる傾向があるということです。 チャイルドシートを使わず、子どもにシートベルトを着用させていると、事故の際にシートベルトが首にかかるリスクがあるほか、ねじれがあると内臓が圧迫されるケースがあると注意を呼びかけています。 またチャイルドシートを使用していてもサイズが合っていないなど適切でない場合も多く、危険性が高いとしています。