ニャブリに続いてコマンも負傷…… アーセナルとのCL・2ndレグを前にバイエルンは攻撃陣が手薄に
ケルン戦で負傷
バイエルンは18日に行われるCLラウンド8・2ndレグを前にアタッカー陣の怪我人が相次いでいる。 ブンデスリーガ第29節でケルンと対戦したバイエルン。ラファエル・ゲレイロとトーマス・ミュラーのゴールで2-0の勝利を収めたが、キングスレイ・コマンが負傷してしまった。 50分で交代したコマンについて、バイエルンはクラブの公式で右内転筋を負傷したと発表している。指揮官のトーマス・トゥヘルは「キングスレイの負傷は非常に痛いが、今日は久々に先発出場した。テレビでは非常に痛々しく見えたし、水曜日には十分でないことは確かだ」(英『Evening Standard』より)とコメントしており、アーセナルとの2ndレグには起用できないだろうと語っている。 バイエルンはCLラウンド8・1stレグのアーセナル戦でもセルジュ・ニャブリが肉離れで負傷しており、2ndレグの欠場が決まっている。1stレグは2-2の同点で終わったため、準決勝に進むためには勝利が必要なバイエルンにとってニャブリとコマンの2人がいないことは大ダメージとなる。 またアルフォンソ・デイビスも2ndレグは出場停止となっており、バイエルンは主力選手を複数人欠く状態でアーセナルとの大一番に挑まなければならない。リーグタイトルはレヴァークーゼンに譲る形となってしまったバイエルンにとって、無冠を避けるためにはCLを獲らなければならない。厳しい状況で臨む2ndレグにはなるが、バイエルンはこのピンチを乗り越えることができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部