「食べていないのに太る」そんな人は、今すぐココを見直して!健康診断で管理栄養士が出会った、やせない原因と改善方法とは?
健康診断で体重やお腹周りが基準値越えの人たちに生活習慣を聞いてみると、「食べていないのに太る」という声がちらほら。 しかし、詳しく探ってみるとそういう人たちには、ある共通点が! 【画像】「食べていないのに太る」そんな人は、今すぐココを見直して!健康診断で管理栄養士が出会った、やせない原因と改善方法とは? 今回は管理栄養士のゆかりさんが、適正体重を目指す人に見直してほしい食習慣のポイントについてご紹介します。 正しいと思っていたその情報、もうすでに古くなっているかも⁉ぜひ、知識のアップデートのためにも参考にしてみてくださいね。
原因その1
よくあるのが、食事量は少ないが「間食をとりすぎている」というケース。 たとえば、ポテトチップス1袋食べるために、主食のごはんは100gに調整しています、という人がいました。 ポテトチップス1袋分のほうが減らしたごはんよりもカロリーが多ければ、当然太りますよね。 ほかにも、1食ずつは一般的な量よりも少な目なのに、午前と午後の間食で高カロリーなクッキーやカステラを食べていたケースも。 間食(おやつ)の適量は200kcalとされています。 これは、3食をバランスよく食べるための目安でもあるので、カロリーが低いものを選ぶようにしてみては? (するめいか、昆布、小魚、豆など、素材の味を生かした味が濃くないものがおすすめ。よく噛むので食べ過ぎも防げます!) どうしても高カロリーなものも食べたい場合は、先に低カロリーなものをよく噛んで食べてから、その後で半分だけ食べると◎。 トータルでカロリーを減らすようにしたいですね。
原因その2
1日3食の食事をとると、バランスよく幅広い食材をとりやすくなります。 ところが、食欲がなかったり忙しくて時間がなかったりして「食事を抜いてしまう」と、栄養バランスが乱れるだけでなく太る原因になることも……。 食事と食事の間が長く空くと、体はつぎの食事でとったものを脂肪として蓄えやすくなります。 すると、同じ食事量であっても、3食とっている人に比べて食事回数が少ない人は太りやすくなってしまうのです。 目覚めてしばらく経ってもお腹が空かない人は、睡眠時間が十分でなかったり、寝る直前に飲み食いしたりしている可能性も! そういう人は、夜の時間の使い方を改善してみて。 また、時間がなくても、バナナや牛乳など手軽に口にできるものだけでも、まずはとりいれてみてくださいね。