セブン&アイ「プラ製透明トレー」をリサイクル 横浜市内の店舗に回収ボックスを設置
セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)は6月24日、使用済みプラスチック製透明トレーをリサイクルする実証実験を開始した。横浜市内のセブン‐イレブン2店、イトーヨーカドー1店に回収ボックスを設置し、店頭回収を通じた資源循環の取り組みを推進する。 【画像】回収ボックスのイメージや、取り組みの概要 同社は、横浜市と地域活性化包括連携協定を締結していることから、市内のセブン‐イレブン横浜田奈駅東店と横浜京急生麦駅前店、イトーヨーカドー ららぽーと横浜店に設置する。 実施期間は6月24日~12月31日で、回収ボックスは12月15日まで設置する。今後は結果を検証しながら、回収ボックス設置店舗の拡大を検討していくという。 セブン&アイグループは、プラスチックの削減に向けた環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を掲げており、オリジナル商品の容器・包装を2030年までに50%、2050年に100%、環境配慮型素材に置き換えることを目標としている。 循環経済社会の実現に向けた取り組みとしては、2012年からペットボトルの資源循環に取り組んでおり、2023年度は同グループで4187台のペットボトル回収機を設置。約5億本のペットボトルを回収・リサイクルした。回収した一部は再びペットボトルとしてリサイクルする「ボトルtoボトル」に繋がっているという。
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