<解説>月島琉衣が高校サッカー20代目応援マネージャーに では10年前の10代目は? 初の“姉妹就任”も話題、一気にスターダムへ
◇現在の活躍にもつながる、快進撃の始まり
そんな広瀬さんは、2015年1月期放送の「学校のカイダン」(日本テレビ系) で、連続ドラマに初主演。この年は是枝裕和監督の映画「海街diary」にメインキャストの一人として出演し、細田守監督の劇場版アニメ「バケモノの子」では声優に初挑戦。特に「海街diary」の演技は高い評価を受け、期待の若手俳優として大きく飛躍を遂げた。
2016年に入ると、映画単独初主演となる「ちはやふる」が公開。さらに、厳しい演技指導をすることで有名な李相日監督がメガホンをとった映画「怒り」では、渡辺謙さんや宮崎あおいさん、妻夫木聡さん、綾野剛さん、松山ケンイチさんら、名だたる共演者に交じっても存在感を失わず、難役を演じ切った。
また是枝監督と再びタッグを組んだ2017年公開の映画「三度目の殺人」の演技で「第41回日本アカデミー賞」の最優秀助演女優賞に輝くなど、10代後半で、一気にスターダムへと駆け上がった広瀬さん。現在の活躍にもつながる快進撃は、10年前のこの頃に始まったと言えるのではないだろうか。
10年後の今年、20代目の高校サッカー応援マネージャーに就任した月島さんは、「ミスセブンティーン」と“Seventeenモデル(STモ)”の先輩にあたる広瀬さんのような活躍をここから見せられるのか。
以前のインタビューで、「事務所に入ったときからずっと『国民的女優になりたい』と思っていて。それは今も変わらず大きな目標、夢です」と語っていた月島さんの今後にも、引き続き注目したい。