フィギュアGPシリーズ第3戦、樋口新葉がSP3位…すべてのステップ・スピンでレベル4
【アンジェ(フランス)=時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、フランス大会は1日、フランスのアンジェで開幕して行われ、女子ショートプログラム(SP)でスケートアメリカ優勝の樋口新葉(ノエビア)が66・98点で3位につけた。住吉りをん(オリエンタルバイオ)は5位、三原舞依(シスメックス)は7位。アンバー・グレン(米国)が78・14点で首位。
男子SPでは友野一希(第一住建グループ)が83・45点をマークし3位発進。島田高志郎(木下グループ)は5位。金博洋(中国)が88・12点で首位に立った。
樋口は女子SPで3位。序盤の連続ジャンプと3回転フリップで減点されたものの、ステップとスピンは全て最高難度のレベル4だった。「ミスをしたわりに点数が出ていた。ジャンプ以外の面で前回よりも得点を上げてもらえたのかな」と振り返った。GP初優勝を遂げた第1戦のスケートアメリカはSP4位からの逆転。しかし、フリーはジャンプが乱れるなど喜べる内容ではなかった。「納得がいくように滑れればいい」。首位とは10点以上の差。GP連勝は簡単ではない状況だがベストを尽くす。(時事)